平塚七夕祭り・巣鴨駅前での募金活動

2003年7月4・5日
 毎年、豪華な七夕飾りとともに盛り上がりをみせる「平塚七夕祭り」。今年は7月3日から7日までおこなわれました。そのうち4日と5日の2日間、平塚七夕祭り実行委員会のご協力の下、募金活動を行ないました。
 日韓アジア基金の初めての募金活動ということで、参加メンバーは皆、初めは緊張しましたが、私達のスローガン 「カンボジアの子ども達へ教育の機会を!」という言葉とともに、募金を呼びかけ、支援先である村への緊急援助のチラシを配りました。行き交う人々の中には、立ち止まりチラシを見て募金をして下さる方、笑顔と共に「がんばってね」 と声を掛けてくださる方、一度は通りすぎた後小走りに戻ってきてお金を箱に入れてくれる子どもたちがいました。
  また、近くでお店を出していた外国人の方も呼びかけに協力してくださったり、カンボジア屋台を出していたカンボジアの方から"クロマー"というカンボジア伝統のスカーフをいただくなど、思いもかけない応援をもらいました。最終的に集まったお金は、13,384円でした。

  
 
2003年7月27日
 7月27日に行われた総会・懇親会のあと、参加者の方々に日韓アジア基金の活動を体験していただく機会として、参加者の中から希望者を募り、スタッフと共に街頭募金を行ないました。 当初スタッフの予想では、多くても3、4人だろうと思われていた参加希望者は、実際はなんと14人!そのうちの大半はカンボジアの留学生!!スタッフ4名を加え、総勢 18人の大所帯で巣鴨駅前にちらばり募金の呼びかけをしました。初めは上手く呼びかけの言葉が発音できなかったカンボジアの留学生、初めての経験で恥ずかしくてあまり声をだせない韓国人留学生。しかし、1人2人と募金をしてくれる人が増えるにつれて、また、自分が配るパンフレットを受け取ってくれる人が増えていく度に、皆声も大きくなり一生懸命呼びかけるようになりました。募金活動が終わったあと、あるカンボジア留学生から「日本に来て何年にもなるけど、このようなボランティア活動は初めてだな。なかなか受け取ってもらえないし大変だったけど、自分たちの国の為にこんなに他国の人がやってくれていることが嬉しくて、自分も何かできればと思った。そのいいきっかけとなったよ。ありがとう。」というメッセージをもらいました。今回の巣鴨募金では、短い時間だったにも関わらず、多くの方々に参加して頂き、5,038円のご寄付をいただきました。

・参加者の感想
 今回、7月に2度行なわれた広報・募金活動の両方に参加して下さった、高校生の山崎美穂さんから活動に参加しての感想をいただきました。
「 私にとってボランティアはとても難しい事だと思っていました。
 平塚の七夕祭りで、私でもやればできるのだとたくさんの勇気を持って募金をやった時、私と同じ年くらいの女の子2人が「頑張ってください!」と私に声をかけてくれた時の嬉しさが、たくさんたくさん勇気をくれました。今でもその言葉が忘れられません。平塚での募金活動は皆さんお金を持っておられるのか、たくさんのご寄付をいただきました。
  巣鴨駅では、日韓アジア基金の総会と懇談会の後、韓国とカンボジアの留学生の方や日本のスタッフの方などたくさんの人で募金をしました。皆で協力して一つの事をしていると、全然国境を感じませんでした。皆同じ人間なのだと改めて感じました。 ボランティアは一人では難しいですが、皆で協力すれば実現できるような大きな大きな力になり、たくさんの友達ができ、楽しく形を作っていけるのですね。自分にとって日韓アジア基金に関わった事で自信がつき、関わっていく事が癖になるくらい楽しく充実しています。」

 
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