第一回年次総会
 7月27日 アジア文化会館にて


 例年ならば既に猛暑の季節、しかし今年は梅雨が未だ明けない727日、「日韓アジア基金(日本)」の初めての総会が、文京区のアジア文化会館で開かれた。

参加予定の会員の方の急な欠席等もあり、総会は15分遅れて、高橋事務局長の挨拶と司会で始まった。冒頭、基金の創立者で現在アメリカに留学中の禹守根代表がビデオで挨拶をおこなった。ビデオの中で禹代表は「多難な1年を無事乗り切れたのは、会員の皆様のお陰であり、今後とも変わらぬご支援をお願いしたい。今年は日韓の交流にも力を入れたい。今私は遠く離れた地にいるが、心は常に皆さんの傍にいることを忘れないでほしいい」旨のお礼と決意を述べた。次に「日韓アジア基金(日本)」の規約案の審議に入った。
規約担当の荒川から「この規約は、同様な活動をしているNPOの規約を参考に、将来の基金のNPO法人化を念頭において作られていること」等、アウトラインの説明があり、原案どおり承認された。続いて規約に基づいて理事、監事の選任に移り、これも原案通り承認された。選任された理事により直ちにその場で代表理事に江本哲也を、副代表<代表理事 江本哲也>理事に中村節子を選出した。
 江本新代表理事は「代表を務める自信は未だないが、選ばれた以上全力で基金の活動を支えて行く。会員各位の今後の一層のご協力なくしては 基金は立ち行かないので、よろしくお願いしたい」と挨拶、以後は規約にのっとり議長を務めた。 続いて昨年度決算、本年度予算の説明、審議に移り、財務担当の大澤から当基金のるカンボジアの「アジア未来学校」を維持、経営して行くためには、大変厳しい財政事情にあることが報告された。財政に関しては、助成金確保の問題や今後の収入確保策について意見やアドバイスを頂き、原案が承認され、無事総会は終了した。
この種ボランティア団体の会合に、多く会員の出席を望むのは無理としても、1人でも多くの方にご出席をして頂ける努力と、ご出席頂けなくとも会に常にご意見をいただけるよう開かれた運営に今後とも努めることを、スタッフ一同今回の教訓としたいと思っている。(荒川)

  
          代表理事 江本哲也                          大澤の会計報告

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