総会も無事に終え、懇親会が始まった。総会に参加されていた会員の方や、日韓アジア基金の活動説明会に参加して下さった方。そして、カンボジア、韓国の留学生が飛び入りでその場を 盛り上げて下さった
懇親会は会員を代表し松田様の乾杯で幕を開ける。総会の畏まった雰囲気は一転し、終始和やかなムードで会は進行した。スタッフがこの日の為に腕によりをかけて作ったアジアの料理を囲み、日韓アジア基金になぜ関わりを持ったのかなど情報交換に花が咲いた。かくいう私も初めてお会いする会員の方とお話をし、現在の活動のアドバイスなどを頂くと同時に、我々の活動を応援して下さっている方がこれほど多くいらっしゃるのかと改めて感じ、これからの活動のエネルギーを頂いた気がした。 後半は、カンボジアの国語であ
るクメール語および韓国語を用いての伝言ゲームを実施。 アジア料理を囲み大勢の留学生と話が弾む 日本人の参加者にとって伝言ゲームはお馴染みだが、全く言葉の意味のわからない他の国の言語を用いてのゲームに苦戦していた。簡単にルールを説明すると、出題者がクメール語ないし韓国語で伝えてもらいたい簡単な文章とその意味を列の一番初めての人に伝える。言葉は聞いたそのままを次の人に伝え、意味はジェスチャーで最後の人まで伝えというゲームである。なかなか難しかったのか「ついてないな」という意味を「愛してます」とつなげてしまった例なども出て、参加した高校生からもゲームが楽しかったという声を頂いた。その次には、カンボジ の留学生に伝統的な踊りを披露していただき、参加者もそれを真似て踊った。リズムに合わせ体を動かすことが少し難しかった。 そんなこんなで2時間近く続いた懇親会もあっという間に幕を閉じた。国籍や世代の違う人と空間を共にするということは、日常生活においてあまりない。参加者の方々も有意義な時間を過ごして下さったに違いない。来年度も楽しい企画を準備しみたいし、総会に参加した人を飽きさせないプログラムを準備したいものである。 (高橋)

韓国から届いた映像とともに活動報告 留学生にカンボジアの踊りを教わる |