カンボジアの首都プノンペンの人口は約100万人、メコン河口から300km余り遡上した地域に開けた美しい都市である。プノンペンとはカンボジア語で「ペンの丘」という意味。伝説によると、14世紀末、洪水の時に上流から4体の仏像が流れ着き、ペンという名の敬虔な婦人がこの仏像を近くの丘に寺院を作って安置したという。 この丘が「ペンの丘」つまり「プノン・ペン」と呼ばれるようになり、そのままこの街の名になったという。
この丘には現在「ワット・プノン」と呼ばれる大きな寺院があり、市民が参詣に訪れている。
プノンペンは、ポル・ポト時代は無人化が強行され荒れ果てていたが、1980年以降再び市民が戻り、カンボジアの中心都市となっている。








2.カンボジアの歴史
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