活動概要
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5、6年生の子供たち
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識字学校を設立されたSokhorn(ソクホーン)先生と、5、6年生の子供たち
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C識字学校の子供たちと
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2015年より教えてくださっているSambath(サンバス)先生と、1~4年生の子供たち
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5、6年生の子供たちと識字学校の子供たちと
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近くの仏塔で生活をしながら学校に通うThikくん

カンボジアでの支援

カンボジアの首都プノンペン郊外にある識字学校(NFEC)の運営に関する支援をおこなっています。また、カンボジア人スタッフが個人で始めたDrinking Friends’ Fundの支援を2020年より開始しました。

識字学校の支援

当会が支援を行っている識字学校(NFEC)は、プノンペン郊外にある第9校 (Prekchrey 小学校 )の校長をされているYa Sokhorn 先生により、2011年に設立されました。政府の予算が回らず、支援を受けていない学校です。両親が亡くなり、近くの仏塔で生活をしながらも勉強をしたいと通ってくる子どもや、まだ小さい体で親の仕事の手伝いをしながら通ってくる子どもなど、経済的な理由で公立小学校に通えないたくさんの子供たちのための勉強の場所となっています。当会は、教室の賃貸料や先生2名のお給料、その他学校運営に関わる様々な費用を支援しています。(※生徒の学費は無償) 政府の支援を受けている学校とは異なり、生徒の制服はなく、一人一人の机や椅子もありません。長机と長椅子にたくさんの子供たちがぎゅうぎゅう詰めになりながら、一生懸命に勉強しています。
  • 授業は午後に行われ、多くの子供たちは授業以外の時間に親の手伝いのため一緒に働きに出ます。
  • 現在、コロナウィルス感染拡大のため学校は閉鎖され、週に数回子供たちは自宅で行うための宿題をもらいに学校にやってきます。オンラインの環境(電子機器や通信環境)がないため、宿題を行うことが授業の代わりとなっています。
NFECの成果として、2014年と2016年NEFC卒業生の近況比較(8名の卒業生)を行ったところ、8名中5名の卒業生のが、中学へ進学、それぞれのクラスでトップや上位の成績となっていて、当会がNFECを支援してきた成果があったと確信しています。

Drinking Friends’ Fundの支援

識字学校に通う子供たちの中には、両親を亡くし仏塔で生活をしながら通う孤児や、片親を亡くしながら通ってくる子供たちがいます。当会は、そのような経済的により困難な環境に置かれている子供たち4人の生活費・学費のサポートをしている現地の“Drinking Friends’Fund”を積極支援するため、2020年より毎月カンボジアへ送金し、4人の子どもたちの生活費や教育費に充てていただいています。
寄付をしてくださっているカンボジアの人々

スタッフのポット・リティ(左から2番目)、とDrinking Friends’ Fundで

支援する2人の男の子Pisetくん(中央左)、Thikくん(中央右)、

寄付をしてくださっているカンボジアの人々

勉強道具を受け取るKobちゃん

勉強道具を受け取るKobちゃん

(小学校4年生)

勉強道具を受け取るPovちゃん

勉強道具を受け取るPovちゃん

(小学校3年生)


“Drinking Friends’ Fund”とは?

プノンペン在住のカンボジア人スタッフ、ポット・リティが2016年12月に設立したこの“Drinking Friends’ Fund“は、お酒を飲む代金(飲む回数を減らしたり、一回の量を少なくしたりetc)、または飲みに行かなくても個人が捻出したお金を寄付し、子供たちの生活費や教育費をサポートする基金です。また、単に経済的な支援を行うだけでなく、学校へ行くことをあきらめないようにするためであったり、子供による麻薬の使用を避けるといった目的が含まれています。更には寄付者自身の教育への関心、寄付者に健康に注意してお酒を飲むこと、飲んだら運転しないこと等、健康を気遣ってもらうことも啓蒙しています。 決して一方通行の支援では終わらない、とても広い意味を持ち合わせた基金となっています。支援する子供たち…男の子2人、女の子2人合計4人の子供たちは、他の識字学校の子供たちと比べてもより貧しい環境に置かれています。しかし、どの子も勉強熱心な優秀な子供たちです。

日本と韓国の交流

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日本人と韓国人が一緒に活動することで、歴史の壁を乗り越えたい!この思いを設立時より理念としてきた当会は、若いうちから交流していくことが大切と考え、交流を促進する活動を継続しています。

ビビンの会

“ビビン”とは、韓国語で【ごちゃまぜ】という意味があり、日本人にも人気の“ビビンバ”はその言葉に由来しています。年2回、日本・韓国だけではなく様々な国の人が友達になることを目的に、どなたでもご参加できる国際交流イベント、“ビビンの会”を行ってきました。 様々な国の人たちとの交流を通してお互いの国の生活や文化を学ぶことができ、新しい発見に驚いたり、時には真剣なディスカッションに発展することもあります。

学校間交流

私たちは、韓国の仁川広域市教育庁の依頼を受け、コロナ禍の2021年にオンライン情報で日韓の学校を繋ぐ活動を始めました。

◆ 活動の目的 ◆

  • マスメディアを通じて間接的に相手のことを知るのではなく、直接相手と交流をして理解することで、本来持つべきではない誤解や偏見を取り除く。
  • 限られた学生の時期に、コロナ禍でも海外の学生との交流を望む生徒のみなさんに交流の機会を与えたい。

◆ 活動の効果 ◆

  • オンライン上でもすぐに打ち解け、日韓の人々がすぐに仲良くなれる人々であることを自ら体験し、私たちに証明してくれます。
  • 相手の国に対しての興味がさらに湧き、相手の言語や文化について知ろうとする姿勢が見えます。

韓国についての勉強会支援

自修館中等教育学校の希望する生徒のみなさんに、韓国語・韓国の文化を教えています。(当会の柳、長内が先生です。)
記念すべき最初の2校は、日本の自修館中等教育学校と、当会の創始者ウ・スグンの母校でもある韓国の松都高校です。
Cinque Terre
自修館中等教育学校(日本)
Northern Lights
松都高校(韓国)
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